2010年 10月 15日
夢
せっかくの休みであったが、しかたなく静かにしていた。
夜も2時間おきに目が覚めてしまう。
ストレスが知らず知らず貯まっているのだろ。
そんな中で小さな頃のリアルな夢を見た。
母親の入院している病院まで一人で電車で行く。
元来方向音痴なので駅の降り口で迷った様だ。
しかたなく泣くしかない。
青いネクタイのオジサンが声をかけてくれた。
どうやら迷子と判ったらしく、紙に書いてあった電話番号に電話をしてくれた。
「お父さんだよ」と青いネクタイのオジサンは受話器を渡してくれた。
僕は「お父さんの声じゃない」
父親の電話越しの声をはじめて聞いたからだろう。違う人と思った。
そのオジサンは電話先の父親らしき人と話している。
電話が終わると僕の手を引いて歩きはじめてた。
誘拐されると思って怖かった。でも何も抵抗出来なかった。
駅の出口まで来ると青いオジサンは黒い帽子を被った違うオジサンと話している。
次に僕の頭をポンとはたいて階段を上っていった。
結局、お茶の水の駅員さんが病院まで連れて行ってくれた。
前後の記憶はまったく無いがこの場面だけはしっかり憶えている。
ふとした時の断片的な記憶のリフレインは誰でもあると思うが、
脳が休みたい時にこうした過去の記憶が蘇るそうだ。
気がつくとあの時の青いオジサンは今いくつだろなんて考える。
おそらく当時30歳ぐらい。
何気ない一コマだからオジサンの記憶には無いかも知れないが
子供ながらに、はじめて両親以外の大人を信用した記憶があるだ。
昭和は今より、ずっと子供が安心していられたんだ。
実際、人の夢なんてど〜でも良いことだか
長文読んでくれてありがと。
コレが映像になって夢になるとは嬉しかった。
初映画化ってトコだねw。
この後2回ほど僕はプチ迷子で駅員さんにお世話になっている。
だからナビゲーションという機器は僕には何よりあると安心なモノなのだ。
今自分がどこに居るの判らないほど、恐ろしいものはない。
なので新しいGarmin800を予約している(爆)